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【個人エッセイ】70万円のIWC腕時計を買って共に過ごした時間とその後をつらっと書いてみる

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こんばんは。お茶ノ助です。

私は、IWCというブランドの70万円以上の腕時計を

48回払いのローンを使って購入しました。

その時の実際の体験談を書こうと思います。

もともと腕時計を身に着けて仕事をしていたのですが、

特別高級なものはしていなく、

・・・

というところでなぜか筆が止まっていたことを

ツイッターのフォロワーさんに教えてもらいまして、

再び筆を取ったのであります。フォロワーさん気づかせてくれてありがとうございました。

・・・

さて、気を取り直して体験談を書こうと思いますが、

話は大きく以下のように3つの章に分かれております。

第1章 IWCとの出会い・購入

第2章 48回のローン地獄の期間中に起きた奇跡

第3章 ローン完済後、即売却の果てにたどり着いた場所

第1章 IWCとの出会い・購入

2019年の春頃でしたかね。

私の働いている会社で、(今も働いている会社ですが)

当時新しい部署ができて配属された先の上長が、

「どうせ腕時計をつけているなら、いい時計をつけたほうがいい。けど俺はロレックスをつけているから、かぶらせないで欲しい。なので、IWCとかがいい。」

という大変ありがたいアドバイスをくださったのです。

ところが、私は田舎者なので、IWCというブランドを存じ上げませんで、

アドバイスをくれた上長に嘲笑されるところから話は始まります。

悔しかったので早速ググりましたところ、

スイス発祥の大変高級なブランドではないですか。

普通に100万円以上するようなものもある。

デザインは洗練されていてとてもかっこよかったので、

確かに欲しいと思うわけですが、当時の私が身に着けていた時計は

ドンキで買った5,000円程度のもの。

とてもじゃないが、価値観が違いすぎて買えない。

と最初は思いましたよ、しかし、なんでしょうね。

毎日ネットで色々と見ていたら、どんどんほしくなってくるわけですよ。

特にポルトギーゼのクロノグラフ。70万円とかするやつですね。

この辺で私の金銭感覚はぶち壊れていきます。

これの青針か、金針のどちらかが欲しくなったのであります。

仕事終わりで銀座の直営店に行って、試着したら、もう心が決まりました。

買おうと。でもビビった私は少しでも安いところで買いたいという意識が働き、

直営店ではなく、中古屋みたいなところで売っていた青い針の新品を買いました。

もちろんそのお店もちゃんとしてましたよ。金の針とだいぶ迷ったけど、青が好きなんでしょうね。

青にしました。

71万円を48回払いで。金利は無し。

毎月15,000円程度の出費が4年。

まあ、行けるだろという安易な計算だけしかしてませんでしたが、

よくよく考えると15,000円を48回も払い続けるなんて鬼畜の所業ですわな。。。

翌月から地獄の返済が始まるわけです。

装着時の写真。吸い込まれるような美しさ。ほんとそれだけはね、間違いないです。

第2章 48回のローン地獄の期間中に起きた奇跡

早速会社にこの時計をしていく。しかし、70万もする時計。ぶつけるわけにはいかない。

生きた心地しませんでした。時計をつけているというよりも時計に私がくっついている感覚。

何年たってもこの感覚は消えない。皮ベルトがちょっとくたびれてきたけど、メンテナンスするような気にもなれず。いつしか私は、ローンが完済したら、売ってしまいたい。そう思うようになったわけです。結果として、私はこの時計を本当の意味で自分の物にできなかったのであります。

時計はとにかく美しかったです。見ていて飽きない。これはほんと。

しかも、一つだけとてもいいことがありました。

女性にモテたのです。この時計に気付いた女性がとても美しい時計をしていると

褒めてきて、結果的に私と付き合ったという奇跡が起きました。時計のせいだけじゃないと思うけど。

その人とは別れてしまいましたが。。。時計って案外女性に見られているんだなと実感した瞬間でした。

第3章 ローン完済後、即売却の果てにたどり着いた場所

2023年の6月、コツコツ返済してきたローンを完済しました。

71万円の完済。それなりにインパクトのある出来事だと思いますが、

達成した時はそんなに感動はありませんでしたね。

それよりももう頭はいくらで売れるかなということでいっぱいになっていました。

最近は便利になりましたね。買ったお店では遠隔買取サービスをやっていて、

LINEで見積もりを簡易で取って、送り状とか、箱を店から送ってもらってそれに詰めて送り返すと、

正式な見積もりが来て。承諾すると、速攻で現金が振り込まれるっていう。

すごい時代。71万円で買った時計が、43万円で売れました。

IWCはとてもいいブランドであることは間違いない。

でも、ちゃんと使いこなせる、真に身につけられるようになることが重要なんだと思いました。

まだ私にはIWCの時計は似つかわしくなかったんだろうと。いつか、現金で一括で買えるように、

精進したいと思いました。それまではIWC、今しばらくの別れ。ありがとうIWC。

さて、IWCを売却して得た43万円の使い道ですが、さっそく3万円競馬ですりました。自分は本当に金を持つとろくなことがない。笑えない。気を取り直して、ギャンブルやってなくすくらいなら、無知でもぶち込んだれの精神で、最近始めた投資信託に25万円無事にぶち込んで、残りの15万円で新しい時計を買いました。

新しい時計というのは、オリエントスターのメカニカルムーンフェイズです。

国産の時計がいいなと思った私は、色々とググって調べたのですが、

オリエントというメーカーの時計がなんか気に入ったんですね。

なかでも月の満ち欠けを時計に搭載しており、機械式の50時間パワーリザーブ、オープンハートの腕時計という、ハイスぺかつ、このデジタル社会にあって、忘れかけていた時の移ろいを感じることができることに、何とも言えないエモさを感じたメカニカルムーンフェイズにはだいぶ魅せられました。

YOUTUBEなどで見ると、知る人ぞ知るみたいな感じで、ヨーロッパのメーカーでこの機能を搭載した時計ならば3桁してもおかしくないみたいなことも。そういうの好きなんですよね私。

秋葉原のヨドバシカメラで実物を見て試着をしまして、凄い良かった。

あとは、メタルバンドと、革バンドの物がありましたが、メタルバンドのほうにしました。何かの記事で、どちらかにするなら、メタルバンドのほうがいいというのを見たので。理由は、革バンドは替えがきくけど、メタルバンドは替えがききにくいということで妙に納得してしまったので。

こちら、最終的にはネットで購入したのですが、

凄い素敵な包装で、開けるときにテンションが上がりました。

品質も申し分ない。本当にいい時計。見とれます。

身に着けた時もIWCほどの緊張感がなく、ちゃんとつけている感じがしました。

いい意味でです。

長い付き合いになりそう。今後は、しばらくこの相棒と生きていこうと思います。

美しいです。また青い針を選んじまったのは内緒ですwwきっと好きなんですよ、青い針が。

とはいいつつ、オリエントスターはお値段的には高級時計に比べると、

手ごろなのに品質がとても良いので、他のもだいぶ気になっている。という始末です。

以上、IWCというブランドを購入することを通じ、私が得た体験をつらっと書いてみました。

結果的に、IWCとオリエントスターの2つのブランドを体験した私ですが、どちらがいいということはありません。身に着ける人の価値観によって好きなほうを、自分らしく身につけられることが重要なんじゃないでしょうか。

どこかの誰かの役に立つかはわかりませんが、暇なときにでも読んでいただけると。

それではまたー。

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